ORCAバージョンアップとUTF8

jma-receiptをいじったり使ったりして10年経つんですが、とうとうUTF-8の波にさらわれることになりそうです。日レセでは印刷はすべてフォント埋め込みのPDFになるらしいので、postscriptプリンターでも印字できるそうです。一貫性を失わない形でのソフトウェアの提供は見事といわざるを得ないです。
一方、自分でrubyで書いたスクリプト、shellスクリプトがいけません。文字化けが続出。しかもubuntuにはUTF-8を扱える手軽なpritty printerソフトがなく、ちょっとした印字も大掛かりなものになってしまう。しかもPSプリンターを使う場合はPDFを作成する必要がありそう。
64bitへの移行も大問題でした。一部プリンタードライバーをソースからコンパイルするなど、注意が必要でした。以上のことを踏まえると、バージョンアップは次の2段階で準備が必要でした。

  • 早めにUTF8への移行を行うこと。
  • 早めに64bitへの移行を行うこと。

いつもは様子をみて遅めにバージョンアップしていましたが、今回は早めに準備をしました。64bitの実務計算機をもうすぐ投入する予定です。
P.S. ORCA自力運用というお茶目なお仲間はかなり少なく、もはやマイノリティなんですね。感無量です。